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櫻田亨|おやすみリュート

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2020年5月15日

 

のすたるぢあNostalgia 1203
パッヘルベル 《恋人のため息》》
櫻田亨(リュート)11-Course Lute Soupirant/Toru Sakurada(lute)
日本語解説付き!(解説:佐藤豊彦)
CDのお求めは info@lutelute.com

ゴーティエ  :シャコンヌまたは滝の流れ、カリヨン
ガロ     :コンデ公に捧げるトンボー
ムートン   :パヴァーヌ《マダムに捧げるトンボ―》、
シャコンヌ《美しきスペインの女性》
ガロ~ヴァイス:鬱ぎ心の恋人
パッヘルベル :アルマンド 《満たされない恋人》、
クーラント 《ほっとする恋人》、
サラバンド 《恋人のため息》、
ジグ 《恋人たちの戯れ》
サン・リュク :カプリス
ロジー    :シャコンヌ、ジグ 《カッコウ》

「リュートが奏でる17世紀の「侘び寂び」の世界 」
■世界的リューティスト佐藤豊彦の愛弟子であり、リュート&アーリーギターソサエティ・ジャパンの事務局長。そして日本のリュート界を代表する名手、櫻田亨のソロ・アルバムが、佐藤豊彦の自主レーベルNostalgia(のすたるぢあ)より発売!■アルバム・タイトルともなった、「パッヘルベルのカノン」で有名なヨハン・パッヘルベルの「恋人」にまつわる4つの舞曲に、老ゴーティエ、老ガロなど、「11コースのフランス式バロックリュート」を確立していった作曲家たちの作品。器楽演奏がオーケストラという形態でより大きく強くなっていった17世紀バロック音楽の隆盛に於いて、それとは反対に、より内省的へと進んだ固有の芸術(佐藤豊彦の解説では、ここでも茶室に於ける「侘び寂び」との共通点を指摘している)。いわゆる「超絶技巧」作品とは対極をなし、美しきリュートの響きによって、滝のせせらぎや鳥の声、自然や愛の営みを描いている。■使用楽器は、2009年マルティン・デ・ヴィッテ作の11コース・バロックリュート。佐藤豊彦の所有する1600年頃に作られたオリジナル楽器「ラウレンティウス・グライフ」の完全コピーのリュートである。*録音:2012年7月9日-11日、イマヌエル教会、ブレーメン(ドイツ)

ナルヴァエスとノイジードラー
皇帝のビウェラ・市民のリュート
WAONCD-130
櫻田 亨(ビウェラ/6コース・リュート)
Toru Sakurada (vihuela / 6-course lute)

使用楽器
Vihuela by Martin de Witte, 2007 (Den Haag The Netherlands)
6‐course Lute by Martin de Witte, 2007 (Den Haag The Netherlands)

CD曲目
ビウェラ音楽は「楽器の収集家で、音楽愛好家であったカール5世と共に生まれ、共に消えた」といっても大げさではなく、中音域が最も良く鳴り、高音と低音は弱い特性を持ち、対位法の音楽に適しています。一方同時代の6コースリュートは細かくて速いパッセージや、舞曲のリズム作りには好都合です。どちらの楽器も歴史的なガット弦によって演奏されるています。2つの楽器の違いがはっきりと聴き分けていただけるでしょう。

★レコード芸術 準特選盤 皆川達夫 推薦 一部抜粋
~櫻田さんの演奏は手堅く強固。オランダで佐藤豊彦さんの薫陶を受けられただけに、正面からまっすぐに作品と相対し、師匠譲りの誠実な奏法によって新鮮な生命感あふれる音楽を作りあげてみせる。特に対位法的な処理のうまさ。撥弦楽器から複数の声部の動きを的確にひき出し、ポリフォニーの絡みをあざやかに織りあげておられる。~

朝日新聞 2010年8月12日 夕刊~
be ライフスタイル for your Collection クラシック音楽
○皇帝のビウェラ・市民のリュート 櫻田亨(WAON CD-130)
ルネサンス時代を代表するリュートと、ギターの祖先ともいえるビウェラの弾き比べ。それも同じ1530年代出版の曲集からというのが面白い。対照的な二つの楽器の違いが、櫻田の見事な手腕で実によくわかる。金澤正剛


リュート愛奏曲集
櫻田 亨《やすらぎのガット 7つの響き》
「7つの総ガット弦リュートによる名曲集」WAONCD 060

使用楽器: 楽器解説
6コース・ルネッサンスリュート
8コース・ルネッサンスリュート
10コース・ルネッサンスリュート
13コース・アーチリュート
11コース・バロックリュート
14コース・テオルボ
14コース・バロックリュート   解説:佐藤豊彦(日本語、英語)

CD曲目

7台のリュートに全てガット弦を張り(総数130本!)、1500年~1750年に至る250年間のリュート音楽の名曲を奏でる。今まさに充実の時の櫻田 亨のソロアルバム。丹念に組み上げられた深いニュアンスをあたたかいガット弦の音色とともにお楽しみください。

CDプログラムノートより抜粋(佐藤豊彦)

このCDには7つの異なるタイプのリュートが使われている。つまり「7つの響き」が聴かれる。合計130本にもなるガット弦からでる音色は、暖かいやすらぎを与えてくれる。その上1500年頃から1750年頃までの250年にまたがるリュート音楽が1枚のCDで聴ける。まさに“Varietie of Lute Collection”である。

各誌CD評


ルストホッファース
「オランダバロックの愉悦」 WAONCD 041

使用楽器
本村睦幸(リコーダー)
Mutsuyuki Motomura (recorders)
櫻田 亨(リュート/テオルボ/バロックギター)
Toru Sakurada (lute, theorbo, baroque guitar)
上尾直毅(チェンバロ/オルガン/ミュゼット/打楽器)
Naoki Ueo (harpsichord, organ, musette, percussion)

解説:本村睦幸(日本語、英語)


Francesco Barsanti : 6 Recorder Sonatas
バルサンティ:リコーダーソナタ<全6曲>
WAONCD080

本村睦幸(リコーダー) Mutsuyuki Motomura (recorder)
櫻田 亨(リュート) Toru Sakurada (lute)
平尾雅子(ヴィオラ・ダ・ガンバ) Masako Hirao (viola da gamba)
上尾直毅(チェンバロ/オルガン) Naoki Ueo (harpsichord, organ)

野神俊哉(オルガン手ふいご操作) Toshiya Nogami (bellows operation)

使用楽器:
f’管ブレッサンモデル:斉藤文誉(アムステルダム 1991年) ほか

解説:本村睦幸(日本語、英語)