11月 072011
 

10月29日に福岡の西南学院での演奏会、楽しく演奏してきました。
九州はお魚もおいしく、打ち上げも盛り上がりました。

その席で「今回のメンバーは最初に声をかけた方が
皆さん快く引き受けてくださって、良かったです。」
と今回の音楽監督でもあるリコーダーの大坪さん。
(残念?ながら今回は私はお帽子はかぶりませんでしたが)

その当時の絵画をプロジェクタで見せ、解説付きの
レクチャーコンサートで、大変好評でした。
絵画と音楽の組み合わせた演奏会、またどこかでできればと思っています。

九州のリュートソサエティの会員の方にも何人かお会いできたのも
うれしかったです。ありがとうございました。

11月 062011
 

11月13日金沢文庫芸術祭に出演します。
ここのところ、毎年参加させていただいます。
とても雰囲気のあるカトリック金沢ヨゼフ教会
歌と古楽器による
ルネサンス・バロック音楽の午後シリーズです。
もう7回目になるようです。

ソプラノ津田さんがスコットランドの歌を歌うことになっているので
リュートは「The Rowallan Manuscript」から数曲演奏します。
時々、変わった和音が響き、リズムも独特です。
スコットランドのリュート音楽は初めて演奏会で弾きます。

ついでにもう一つの初めてが、4コースのルネサンスリュートです。
ウクレレと同じ調弦の楽器で明るい音がします。
ウクレレとまったく同じレパートリーも弾ける楽器用の独奏曲に、
完全なポリフォニーの曲があるのです。

4コースしかないのに対位法?

1552年に出版されたMorlayeのFantaisies

時々、声部がぶつかり不協和音が現れます。
しかもこの時代のソロ曲として長い曲です。
6分近くずっと、対位法をしている真面目な音楽なのです。
ウクレレの祖先のオリジナル独奏曲と言えるかもしれません。

あまり弾かれることのないルネサンスギターでの真面目な音楽を
楽しんでいただけたらと思います。
最初で最後かもしれません。

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