6月 032011
 

初めて立教大学に行きました。レンガに蔦の絡まる歴史を感じさせる校舎。中庭の木々の下、ベンチで語り合う若い人たち。いわゆるキャンパスライフを知らない私にとっては、まぶしいくらい、感動的に美しい光景でした。

今回のレクチャーはテナーの村上惇さんが「キリスト教音楽」の星野宏美教授に頼まれた授業で私はお手伝いで参加しました。

プログラムは次の通り。

歌とリュート
G. Caccini: Amarilli mia bella
G. Frescobaldi: Voi partite mio sole
リュート二重奏
Anonymous: Greensleeves
Th. Robinson: A fantasie
J. Dowland: My lord Willoughby’s welcome home
リュートソロ(櫻田)
J. Dowland: Lacrimae Pavane
歌とリュート
J. Dowland: My thoughts are wing’d with hopes
H. Purcell: Music for a while
H. Purcell: If music be the food of love

歌手の村上さんは実はリュートも弾けます。東京藝術大学院での卒業試験では弾き語りまで披露しています。リュートコンソートメンバーとして常滑や蕨でも演奏に参加しています。今回が歌の他にリュート二重奏を披露しました。
レクチャーも村上さんが担当。お話も上手で楽しいコンサートとなりました。村上さんが今後海外留学も考えているようです。できれば、今回のプログラムでまた、皆さんに聴いてもらえる機会を作れたらと思っています。

「男が歌うダウランドはいいね。ぜひ、レパートリー増やして、またやりましょう」帰り道での一言でした。

6月 022011
 

「また、藤沢でビウェラ弾いてもらえるかな?」

先日、藤沢のギターの学校の寺田先生から電話がありました。
どうやら、行きつけのお蕎麦屋さんで4月9日のコンサートの話になり、ビウェラが良かったと宣伝してくれたようです。

そば処ゆたか」さんのHPを見てもらえるとわかりますが、
どうやらすごいこだわりのお店のようで色々な芸術家さんも出入りしているようです。その中の一人がギターの寺田先生だったようです。
お蕎麦屋さんのカウンターからの電話で日程もすぐに決めてしまいました。
今日、チラシが届きましたので演奏会の詳細はこちらで

チラシもお蕎麦屋さんのご主人の製作のものです。
スペインらしいセンスのあるチラシでうれしいです。
生演奏で聴ける私のビウェラはおそらく、しばらくありません。もしかしたら最後かも。

お蕎麦もとてもおいしそうなのでとても楽しみです。
お近くの方はぜひ、いらしてください。

6月 012011
 

雨の中お越しいただき、ありがとうございます。
演奏会後の軽食とワイン、そして雑談が毎回楽しみです。
今回はフォルテピアノとピアノ奏者の伊藤綾子さんが聴きにいらしてくださいました。
どうやらお近くにお住まいで、ピアノスタジオもあるようです。
7月10日の「エラールで聴く ベル・エポックの響き」という演奏会の案内もいただきました。
ギターの黒田亮介先生も来ていただき、
「今度、私の教室でもレクチャーコンサートを。」など話も盛り上がりました。
また、オランダのデン・ハーグ在住のヴァイオリンのデミトリ氏の姿も。
「明日の朝の飛行機で帰ります。」
このコンサートシリーズは彼の尽力で始まったとも聴いています。

軽食はフランス人シェフが毎回、趣向をこらしてくれます。
それがまた、おいしい。
とてもお得な演奏会だと思うのですが。また、行きたいな。

本番前に子どたち向けのミニコンサートもしました。
「星に興味があって、ガリレイのお父さんがリュート弾きという話なので今日は聴きにきました。」
というかわいい小学生の女の子も来ていました。
「それは、すごい偶然。今度が”ガリレイの聴いたリュート”という演奏会があるよ。
しかもプラネタリウムで。越谷で遠いかもしれないけど来てみて。
8月28日(日)詳細はHPをみてね。」と私。