4月 292011
 

4月22日(金)の美術史の授業より。
感動するイタリア美術」がこの授業のタイトルです。ですから、絵画のことのみでなく、広くイタリア的とは何かを知ることがポイントです。その時に合わせたトピックもあります。この日は、毎年恒例の「イタリア映画祭」でした。
最初の映画は「汽車が走って人々が逃げ惑う様子」の映像だそうです。フランス人のリュミエール兄弟の「映画の発見」と知られています。産業革命・機械文明の象徴、発展発達の表現とでもいいましょうか。フランス的ですね。
それに送れること数カ月、イタリアでもわずか数秒間ですが、カメラに収められた映像があります。映画の始まりですね。

「何だと思う?考えてみて!」・・・・・・・


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4月 282011
 

ソサエティの会員の方へ

前回好評ですぐに売りれになってしまったAndreas Schlegel氏の
The Lute in Europe  2 が5月に発売されます。
価格は29.95ユーロです。
ソサエティでも4冊入荷の予定です。
希望の方は予約ください。
英語とドイツ語の本ではありますが、
オリジナルリュートの写真が貴重です。
今回は佐藤豊彦氏所有の「グライフ」も掲載されようです。

写真はThe Lute in Europe 1 です。

6/3 1冊予約 残り2冊

4/30  1冊予約 残り3冊

4月 272011
 

5月15日の佐藤豊彦公開レッスンでリュートコンソートを演奏します。
楽譜が上下逆さに印刷されいるのはこの時代の二重奏(四重奏)の典型的なスタイルです。今日はバスパートを担当する秋山幸生さんと音出しをしました。
4種類のリュートのための楽譜ですが、今日はバスとテナー、バスとアルト、バスとソプラノ等の組み合わせを試してみました。各パートがソロのような楽譜になっているので実は二人でも結構楽しめます。
むしろ曲も短し、いつも4種のリュートを同時に鳴らすよりも、組み合せを変えて盛り上げていく方が良いかもしれません。4月29日に集まって初めて全パートを一緒に弾きます。楽しみです。

「オランダにいる時この曲は音出ししていないのですか?」と秋山さん。
「各種リュートが揃っていなかったし、ガット弦でなければ意味がないかもね。」
まだまだ、知らないリュートの曲があるということは幸せなことです。
ソプラノパートは私一人です。どなたが楽器を手に入れて、一緒に弾きませんか。
小さなリュートもかわいいですよ。ソロも弾けます!

4月 262011
 

習い事をしています。西洋美術史です。
以前はレイクタウンでしたが、4月より吉川カルチャークラブにて第2、第4金曜日の11時から受講しています。ヨーロッパ文化に興味ある人は本当にお薦めです。美術史では絵画のことだけでなくむしろ、歴史、生活、思想などについて学びます。「なぜ、そうした文化が生まれたか」背景がとても大切だからです。これは音楽、古楽にも役立つ興味深い話がたくさんあります。

最初のころの授業での一こまです。

「ヨーロッパとはどういうものか、4つ答えて!」
といきなり質問が
「え・・と キリスト教?」
「そうね。後は」
・・・・沈黙。
「ギリシャ文化?」
「あと二つ。考えて!」
また沈黙・・・・。
耐えかねた先生が・・・・・・


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4月 242011
 

「のすたるぢあ」よりソサエティ会員へ

リュートの歴史 2 佐藤豊彦

ヨーロッパの弦楽器ほとんどが リュート属広い意味でのリュート属はインドのシタールや中国のピパ、さらにはロシアのバラライカやハワイのウクレレを含むだけでなく、擦るリュートとしてヴァイオリン属やアフリカのラバブ、クレタのリラまでが含まれる。従ってハープとを除く、今日ヨーロッパに見られる弦楽器のほとんどがリュート属であると言える。木で作られた楽器が響胴とネック(竿)を持っていて弦が張られていればまずはリュートの親戚である。ギターやコントラバスもしかり。従って今でも優れたヴァイオリン製作家を・・・・・・
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4月 232011
 

「ガリレオが聴いたリュート」というタイトルで演奏会します。

これはアーティストとホールの共同企画というシリーズです。
越谷のホール、コミュニティセンターと地元の音楽家でこれまで5回ほど企画してきました。
私はVol.6で出演することが決まりました。
日時は8月28日(日)11時からと14時からの2回公演です。
会場は千間台にある児童館コスモスのプラネタリューム室です。
プラネタリュームということでガリレオにひっかけてみました。
詳細は決まりましたらお知らせします。

個人では借りられない場所での演奏会なので一味違った趣向でできたらと思っています。
ヴォーカリストの伊藤けいこさんに朗読も頼む予定です。
今日、ホールのプロデューサーさんと伊藤さんと3人打ち合わせしたばかりの
ホットな話題です。

4月 212011
 

 登録したソサエティの会員の方へ
リュート&アーリーギターソサエティ・ジャパンの会員に配布される「のすたるぢあ」からの記事です。
10年前の佐藤豊彦氏の記事です。今後、まとめてアップしていきますので、リュートを楽しむヒントにしてください。

リュートの歴史(その1)佐藤豊彦

ジャカジャカジャガ、ピヨー~ン、ベン!『ワー逃げろ!』。

これは2000年11月23日に長崎で行われたコンサートの練習風景である。20世紀の終りを記念するかの様に、リュート、琵琶、リコーダー、尺八の組み合わせによるコンサートが行われた。もちろんこれらは新しく作られた曲であって、歴史的にはこの組み合わせの音楽は存在しない。日蘭交流400周年を記念して、・・・・・・・・・
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4月 182011
 

昨日、NHK放送センター CR505スタジオで
名曲アルバム収録のためのリハーサルがありました。
私がリュートで参加するのはイザーク作曲の「インスブルックよさようなら」です。東京少年少女合唱隊の歌声が素晴らしかったです。指揮は長谷川久恵先生でした。
楽器は時々一緒に演奏させていただく、神戸愉樹美ヴィオラ・ダ・ガンバ合奏団とリコーダーの古橋潤一さんでした。今日のリハに来れませんでしたが、カウンターテナーのソロは青木洋也さんです。青木さんとは昨年10月のA.スカルラッティ~ヨハネ受難曲~でご一緒させていただきました。特に青木さんの歌が印象に残る演奏会だったので、今回も楽しみです。
番組の構成上、5分にちょうど入るようにテンポ設定をしていくのが面白味でもあり、練習のポイントとなりました。編曲はニウ ナオミさんで、このシンプルな曲の魅力を引き出す、楽器構成とアレンジになっています。収録は5月8日(日)の予定です。実際に流れるのはまだ先だと思います。また、詳細が分かればお知らせします。

4月 142011
 

5月29日(日)18時より上野毛にあるフランス語の
カルチャークラブでのコンサートが決まりました。
昨年はバロックギターを弾き、今年も1月にCDのプログラムであるビウェラとリュートの演奏をさせていただきました。

今回は久しぶりにバロックリュートのソロを弾きます。ガロやロジーのようにあまり演奏されることのない曲も新たなレパートリーとして披露したいと思っています。

会場の「キュルチュール・インターナショナル・クラブ」はフランス人のオーナーの趣味でしょうか、たくさんのヨーロッパの調度品等があり、ちょっとフランスのお宅にお邪魔した気分を味わえます。もちろん、フランス人をはじめ海外の方もいらっしゃいますので語学に自信のある方はお話しするチャンスです。コンサート後の歓談は毎回、盛り上がるようです。

今回は震災もあり、チャリティコンサートにしたいとのことでした。お近くの方はぜひをお越しください。

コンサート詳細

4月 122011
 

古楽&ギャラリー 珈琲ダウらんどのマスターの石田さんから電話がありました。
今年も夏にリュートコンサートしてほしいとのことでした。
バロックリュートを弾こうか、久しぶりにダウランドも良いかなと迷っています。
秋田の大館市にあります。お近くの方は7月24日日にお会いしましょう。
詳細が決まれば、コンサート情報でご案内します。

コンサートの前には奈良さんの歌と石田マスターのリュートで
シェイクスピア時代の曲のレッスンも受けたいとことです。
バロックリュートを弾いている石田さんの友人も初めてレッスンを受講の予定です。

実は札幌や京都にもリュートの弟子がいます。
各地でリュート愛好家にお会いできるのも楽しいことです。